こむら返りは糖尿病の人に起こりやすい



「こむら返り」は、誰にでも起こりうる比較的一般的な、ふくらはぎのけいれんですが、そのほとんどは、病的な原因を持たない症状です。

しかし中には、こむら返りという症状に重い病気が隠れているケースがありますので、十分、注意が必要です。

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「こむら返り」の症状が見られる病気の代表的なものに、糖尿病があります。

糖尿病は、近年、生活習慣病として現代人が最もかかりやすい病気の1つとして知られていますが、症状が悪化すると、さまざまな症状が現れます。

「こむら返り」もその1つで、手足が痺れたり疼痛といった症状が併せて発症することがあります。

これは、糖尿病に関連する神経障害によるもので、末梢神経の働きが悪くなり、四肢が痺れたり、痙攣やマヒを起すことがあります。

この症状に関連して、自律神経障害が起こると、立ちくらみや、便秘などの症状が見られます。

しかしこれらの症状は、特に健康に問題がない場合でも、日常的に起こりうる症状のため、最初はあまり本人も気がつかず、放置してしまう可能性があります。

そのため、糖尿病に見られる他の症状、例えば、のどが乾く、飲み物をいつもよりも多く飲んでしまう、尿の量が多いなどといった状況をひんぱんに自覚するようであれば、糖尿病であることを疑い、医師の診察を受けることをお勧めします。

「こむら返り」は、それらの糖尿病特有の症状を見つけるための、1つの布石になりうると理解しておくと良いでしょう。